File Exchangeのテンプレートの超基本操作

このページでは、File Exchangeのテンプレートを作成・編集する基本的な操作方法をご紹介します。

Excelの使用を前提としていますが、その他の表計算ソフトを使用する場合には相当する機能を使用すればOKです。

デフォルトのテンプレートに新しいフィールドを追加する

eBayのサイトからダウンロードしてきたデフォルトのFile Exchangeテンプレートには最初からたくさんのフィールドが含まれていますので、基本的にはこのままでも十分に使用できます。

ただし、それでも使用したいフィールドが含まれていない場合がありますので、こんなときには自分で新しいフィールドを挿入する必要があります。

また、過去に自分で作ったテンプレートを再編集して使いたい場合にも不足するフィールドを補って出品しなければなりません。

ということで、まずは、File Exchangeのテンプレートに新しいフィールドを追加する方法をご紹介します。

新しいフィールドを追加する方法

新しいフィールドを追加する具体的な方法は以下の通りです。

  1. eBayのサイトからダウンロードしてきたFile Exchangeのテンプレートファイル(もしくは自分で作ったテンプレートファイル)をExcelで開きます。   
  2. 新たにフィールドを入力したいセルを選択し(Actionフィールド以外)、メニューバーの「挿入」⇒「列」を選択します。これで新しい列ができました。
  3. 新しくできた列の一番上のセル(ヘッダー)にフィールド名を記載します。例えば「BoldTitle」(リスティングを太字で表示)などです。新しく列を挿入する代わりに、使っていないフィールドを上書きしても構いません。例えば、BoldTitleと記載されていたセルにQuantity(出品数量)と記載するなどです。
  4. 2行目以降の各フィールドに値を入力します。例えば、BoldTitleのフィールド値に1または0と入力します。
  5. テンプレートをcsv形式で保存します。
  6. 保存したcsv形式のファイルをeBayにアップロードします。

新規フィールド追加時の注意点!

上記の作業を行う際には、以下に気をつけましょう。

  • ヘッダーのアスタリスク(*)は、必須入力項目を示します。必須入力項目は変更したり、削除してはダメです。
  • オプションのフィールドは、削除したり名前を変更して別のフィールドとして使用したりしても問題ありません。例えば、Subtitleのフィールドの名前をShippingService-1:FreeShippingなどに変更して使用しても全く問題ありません。
  • 使用していないフィールドは削除する必要はなく、残しておくこともできます。残しておいた方が後で別のタイプの商品を出品するときに新たに追記する必要がないので便利です。

デフォルトのテンプレートからフィールドを削除するには?

使用しないフィールドは削除しなくてもよいのですが、テンプレートをシンプルに管理したい場合には思い切って削除してしまいましょう。

File Exchangeテンプレートから不要なフィールドを削除する具体的な方法は以下の通りです。

  1. File Exchangeのテンプレートファイルを開きます。
  2. 削除したい列を右クリックし、「削除」⇒「列全体」を選択します。これで列が削除されました。
  3. テンプレートをcsv形式で保存します。
  4. 保存したcsvファイルをeBayにアップロードします。

なお、上記の作業を行う際には、必須のフィールドは削除しないように気を付けましょう。エラーの原因となります。必須のフィールドにはアスタリスク(*)が記載されています。

複数のフィールドを一括で削除するには?

出品済の商品をReviseアクションで編集する際に、複数のフィールドを一括削除することができます。

Reviseアクションを行う際に、前述の方法で不要のフィールドを一つずつ削除するのもよいのですが、ここで紹介する方法を使えば手間を省いて複数のフィールドを一括で削除することができます。

出品済の商品から2つ以上のフィールド削除するには、「DeletedFields」を使います。例えば、オプションフィールドであるセカンドカテゴリ(Category2)とサブタイトル(Subtitle)を出品済商品から削除したい場合などに活用しましょう。

DeletedFieldsの使い方、使用できるフィールド一覧

DeletedFieldsの具体的な使用方法はとってもシンプルです。

テンプレートのヘッダーにDeletedFieldsを追加し、このフィールドに削除したいフィールド名を記載するだけでOKです。

ただし、DeletedFieldsで全てのフィールドが削除できるわけではありません。削除できるのは、以下のフィールドのみです。

  • Application Data
  • Attributes (deletes all A: attributes)
  • BoldTitle
  • BuyItNowPrice
  • Category2
  • Charity
  • ConditionID
  • CustomLabel
  • ItemSpecifics (deletes all C: item specifics)
  • Layout
  • MinimumBestOfferPrice
  • PayPalEmailAddress
  • PicURL
  • Product (deletes all product details)
  • ProPackBundle
  • ProPackPlusBundle
  • ValuePackBundle
  • Subtitle
  • Theme

なお、複数のフィールドを削除する場合には区切りにパイプライン(|)を使用しましょう。(例:Category2|Subtitle|Charity)

(参考)eBayのオリジナルマニュアルの参照先

eBayのFile Exchangeのオリジナルマニュアルの原文(英語)を見たい方は、以下のページをご参照ください。

  • File Exchange Advanced Template Instructionsマニュアル ⇒ Performing simple template tasks

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